津波警報とチャーチル会

昨日の2月28日、日曜日はチャーチル会のスケッチのはずでした。
目的地は鳥羽、マコンデ美術館。
待ち合わせ場所にスケッチブックならぬデジ一を下げて現れたわたしに、みなさんが「どうしたの!? その大きなカメラは?」 わたし「もちろん 鳥羽のビッグウェーブを撮るのですよ。」
チリ地震から派生した津波が日本の海岸へ、津波となって押し寄せるとのニュースが早朝からTVで流されていました。

鳥羽に到着すると、津波警報 と避難勧告が街中に有線で流れ、近鉄電車も全面運休になっていました。
第一波が午後1時前後、二波は2時半頃の予測でした。
名物のてこね寿司や伊勢ウドンで昼食後、直ぐ海際の高台に建つマコンデ美術館に向かいました。

マコンデ美術館

わたしはアフリカの美術にうとく、初めてマコンデの現代彫刻を見ました。
東アフリカのタンザニア、モザンピーク両国国境に広がる広大な山岳、高原地帯に住むマコンデ族の彫刻で、素材は高価な黒檀です。
彼らはこの黒檀の幹の曲がりや、枝・根の自然の形からイメージを豊かに展開し製作しています。

驚いたのが、作品の多数がシェタニという悪魔、妖精をモチーフにしていることです。
多種多彩な悪魔、妖精が館中溢れかえっており、アフリカに根付く呪術というものに考えさせられます。
次が骸骨ですが、その姿はユーモラスなものから恐ろしいものまであります。
そして飢えです。 飢える男、飢える女、飢える子供、あらゆる飢餓が表現されています。
やせ細った体で、自分の手を食べようとしている男。

マコンデ美術館

津波の予告時間、わたしはひたすら海にカメラを向けていました。
総ての船が湾外に出て行き、湾内に浮かぶのは筏ばかりです。
予告時間を過ぎても、津波は出現せず、海は凪いだままでした。
後から聞いた話では夕方5時過ぎの満潮時に水位が50数センチ上がったそうです。

鳥羽湾

夫婦岩で有名な二見が浦で「ひな祭り巡り」を開催しており、特に賓日館の雛人形を見たくて、マコンデ美術館から二見が浦へ向かいました。
何台ものパトカーで夫婦岩へ向かう道は封鎖され、シーパラダイスの駐車場もクローズ。
避難勧告が繰り返し流されていました。
赤福、於福餅、二軒茶屋餅もシャッターが下ろされていました。
日曜日の二見が浦がシャッター通りになっている風景を初めて目にしました。

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